真面目すぎる人が効率よく、かつ気楽に仕事を進めていくための考え方

真面目な性格であることは、安定した日常生活を送る上でプラスに働きやすいと思います。

真面目な性格の人は、仕事でも勉学でも優れた成果を出しやすいですし、きっちりとものごとに取り組むことで周囲から信頼されやすいからです。

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しかし、真面目さが高じて「真面目すぎる」状態である場合、いささか考えものです。

なぜなら、本人も周囲にいる人間も精神的に疲れてしまうことになりかねないからです。

「真面目すぎる人」は、とにかく完璧にものごとを進める傾向があります。寸分の狂いも許さず、誰かに頼らずひとりでものごとを遂行しようとします。

それはある意味、優れた能力があるからこそかもしれません。ただ、職場において真面目すぎる人が仕事が出来る人かというと、意外にもそうとも限りません。

細かい作業を繰り返すなど、仕事内容がハマればその能力をいかんなく発揮できるかもしれません。しかし、部下を指導したり新企画のアイデアを求められたりするなどの場面においては、途端に力を発揮できなくなります。

そればかりか、要領の悪さと柔軟性のなさが露呈し「あいつは頭が固くて使えない奴だ」と低く評価されてしまう事態にもなりかねません。

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なぜ真面目すぎる人は、仕事内容によってその力を発揮できなくなるのでしょうか?

それは、細かい点ばかりに目が行くあまり、全体が見通せなくなってしまうからだと思います。

目の前にある「やるべき作業」を完璧に仕上げなければ次に進めないと勝手に思い込んでしまっているのです。

時間が無限にあるならよいのですが、そうでないならば、仕事がなかなか進まないことになり、周囲に迷惑をかけてしまうことにもなりかねないのです。

ではそんな真面目すぎる人は、仕事についてどのように考え、進めていけばよいのでしょうか?

それは、与えられた作業を進める前に、そのミッションの「目的」を考え、それを最低限果たすことを最優先で考えることです。

例えば、仕事の企画書を上司に提出するというミッションを与えられたとしましょう。

真面目すぎる人は完璧な企画書をつくらねばという発想になりながちですから、企画書のフォームをどうするかから悩み始めるかもしれません。

あるいは、提出する用紙の種類や印刷する字体にこだわって何時間も時間をとられてしまうかもしれません。

ただ、求められていることは企画書の体裁だけではありません。仮に外見も内容も完璧な企画書を作成できたとしても、期限に間に合わなければ評価は下がってしまいます。

ですから、まずは「このミッションの目的は何か?」を考え、まずはその目的を最低限果たせばよしと思い切って考えることです。

その上でもし時間が余れば、より精度の高いものを追求していけばいいのです。

なお、真面目すぎる人は、自身の真面目すぎる性格の原因を、自分なりに分析をしておくことも必要かもしれません。真面目すぎる人が真面目すぎる性格になったのにも理由があるからです。

真面目すぎる性格になった理由は人それぞれ違いはあるでしょうが、「漠然と何かに怖れている」という共通点はあると思います。

何に怖れているかというと、ある一面における「他人からの評価」でしょう。

例えば、幼少期や学生時代に、テストで満点を取ったときだけ親や指導者に褒められたような経験があれば、人間は自ずと完璧さを追求するようになります。

なぜなら、満点をとること以外には価値がないと考えてしまうからです。

仮に満点をとれなくても、違った価値を親や指導者が認めてくれればよいのすが、一方的に叱られるだけなら、それはトラウマになってしまいます。

そのトラウマは大人になっても癒えることなく、漠然とした恐怖心や不安感が押し寄せます。そして、寸分の狂いもなくものごとを進めていかねば自分には価値はないという思考が生まれてくるわけです。

その考えは、単独での行動の多い学生時代ならまだ通用するかもしれません。しかし、社会人になれば、周囲とコミュニケーションをとりながら共同作業をする場面が圧倒的に多くなります。

そんな環境において、ひとりだけ細かい部分にこだわっていれば、時間がいくらあっても全体を仕上げることはできませんし、輪を乱してしまいかねないのです。

そういった点をふまえると、真面目すぎる人は「まずは大まかに全体を見渡す」という鳥瞰図的発想をすることを意識すると良いと思います。

自分が目指す着地点から逆算して、まずは骨組みをを大まかにつくりあげて、そこから細かい部分の精度を高めていくことを考えるのです。

そうすることで、与えられた仕事を効率よくかつ気楽に進められるようになると思います。それと同時に、全体像を把握し未来への見通しも立ちやすくなることから、漠然とした日々の不安感も解消されていくのではないかと思います。

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