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他人と自分を比較して自信を失いにくくなるために有効な視点とは

現代人は精神的に疲れていると言われます。

特に日本人はその傾向が顕著で、他の先進国と比べても精神的に疲れやすく幸福度が格段に低いとされています。

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その原因はひと括りにはできませんが、その大きな原因のひとつに「日常的に他人と自分を比較してものを考える思考回路」があるのではないかと思います。

自分と他人と比較してものごとを考えること自体は決して悪いことではありません。他人と比較して自分の足りない部分を発見できれば、それは自己改善のヒントとなるからです。

あるいは、会社組織などにおいては、従業員同士を比較することで競争を促し生産性を向上させるという効果も期待できると思います。

しかし、個人個人のレベルでみたとき、常に他人と自分を比較して生きるというのは非常にしんどいことだと言わざるをえません。

なぜなら、他人を意識して自分の評価を決める思考回路では、自分が足りない部分に真っ先に目が行くわけですからマイナス思考に陥りやすいからです。

マイナス思考で日々の生活を送っていると、自分の価値基準でものごとを評価できなくなってしまい、自己を過小評価するようになります。

自分自身を価値のないつまらない人間だと考えてしまうことで、「自分は不幸だ」と考える人が多くなってしまっている現状があるのではないかと想像します。

日本では他者と競争し勝つことを良しとする一方で、その弊害に対する心理的ケアがほとんどなされていないのが現状です。

そんなこともあって、他国から見ると物質的には豊かであっても精神的には豊かでないと考える日本人が多くなっているのではないでしょうか。

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では、一体、どのような視点で考えると、人間は、他人と自分を比較することによる自信喪失を免れるのでしょうか?

それは、ときには「自分自身を俯瞰(ふかん)して見る」という視点でものごとを考えるというのが有効だと思います。

俯瞰して見る」とは、上空を飛ぶ鳥のごとく、上から全体を見渡すという意です。その視点で、自分自身を見下ろして眺め客観的に考えてみるのです。

例えば「自分は不幸な人間だ」と考えている人がいるとします。そんなとき、本当にそれは妥当な考えなのかどうかを、自分を俯瞰して眺めることで考えてみるのです。

すると、意外なことに、それに対する「反論」がいろいろ湧いてくるのではないでしょうか?

例えば次のように。

「健康な体がある。全く不幸じゃないじゃないか」
「応援してくれる友達もいるし家族もいる。全然不幸じゃない」
「平和な国に生きていて命が奪われる心配もない。不幸じゃないよ」
「食べるものがあり雨露しのぐ家がある。不幸であるはずがない」
「テレビにパソコンに便利なものがたくさんある。不幸じゃない」
「今日は気候が温暖で過ごしやすい。全然不幸じゃないよ。」
「過去に蓄積されたいろんな思い出がある。全く不幸じゃない」

などなど。そのように自分自身を俯瞰しながら自然と湧いてくる「反論」を書き留めてみると、いかに自分が恵まれた存在なのだということを再認識できるのではないでしょうか。

他人と自分を比較すると、「自分が足りない部分」にどうしても目がいってしまいます。とりわけ真面目な人ならその傾向は顕著で、その「足りない部分」を何とかして埋めなければと義務的に考えてしまいます。

「足りない部分」が少しした努力や注意喚起で埋まるものならば良いかもしれません。

ただ、努力をしても埋められないものであったり、埋めるのに膨大な労力を要するようなものであれば、克服すべき課題をそびえ立つ壁に見えてしまいます。

その巨大な壁を前にすると、自身の能力のなさを痛感し、自信を失ってしまうという結果に陥ってしまうのです。

ですからそんなときは、自分自身を俯瞰して眺めてみることです。

他人の基準ではなく、自分の基準で自分自身の価値を考えてみることで、自信を失くすことを回避できるのではないかと思います。

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