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職場で後輩イジメをする先輩社員の心理とうまく対応するためのヒント

「職場で先輩社員から嫌がらせを受けて精神的にきついです・・どう対応すればいいですかね?」

ある企業に勤める知り合いから、そんな悩み相談を受けたことがあります。

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いじめは子供の世界だけかと思いきや、大人の社会にも根強くはびこっているもの。

特に日本企業においては、年功序列の積み重ねがあり入社歴の浅い後輩社員はキャリアを積んだ先輩社員に絶対服従であるという暗黙の了解があります。ですから、その上下関係を利用したいじめが発生しやすい土壌にあるというわけです。

また、そこでは、日本人ならではの根性論といいますか、仕事を早くマスターするためには、後輩は先輩からの仕打ちに歯を食いしばってでも耐えるべきだという風潮も存在します。

そんな意味でも、もし職場で先輩社員からイジメを受けたら、後輩社員は逃げ場がないという状況にも陥りやすいのです。逃げたら「今どきの若者は根性がない」という言葉で片付けられて終わりというわけです。

もちろん、後輩社員の成長を心から願って敢えて厳しい行動をとる先輩社員もいることでしょう。その場合、それはあくまでも「指導」であり、愛の鞭だと考えて耐えることに一定の意味があるかもしれません。

ただ、問題はそうではないケースが少なからず存在するということです。つまり、「指導」ではない「いじめ」の存在です。

上記した知り合いの場合、業務変更をわざと連絡してくれず皆の前で恥をかかされたり、ありもしない噂を流されたりといった仕打ちを、先輩社員から受けたのだそうです。

その場合、その先輩社員のとった行動は、少なくとも後輩社員の成長を思っての行動だとは到底考えられず「いじめ」に該当するでしょう。

そのように後輩イジメをする先輩社員は、後輩の成長など一切考えておらず、全く別の理由から嫌がらせ行為をするのだと思われます。

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では、一体、後輩イジメをする社員が後輩社員に嫌がらせをする理由とはどのようなものなのでしょうか?

それはおそらく「不安を解消したい」という理由があるのだと思います。その不安が誘発される原因は「自分の優位性を保たねばならない」という思いがあるからでしょう。

では、どうして後輩イジメをする先輩社員は「自分の優位性」を後輩社員に示さねばならないという心境になるのかというと、おそらく、今までの人生のなかで、同じような仕打ちにあった経験があるからだ思われます。

例えば、学生時代の部活動で先輩から壮絶なイジメを受けた辛い過去があるなど。そのような辛い過去があれば、それはトラウマとなり、その反動として「もう二度とあのような目に遭いたくない」という心理が生まれるわけです。

その結果、自分より弱い立場の人間に対して、威圧的な行動をとるようになるわけです。

その行動に対して、相手が滅入っている姿を見て、自分の優位性を確認し精神的安定を保とうとしているわけです。何とも身勝手な理由なわけですが、そこには、極度の「不安の心理」が見え隠れしているというわけです。

職場であれば、「後輩に仕事を教えない」「後輩の悪口を周囲に言って廻る」といった行動として顕在化しやすいです。

そこには、後輩社員が成長して自分のポジションを奪うかもしれないことを、極度に恐れる心理が存在するというわけです。

もし将来的に立場が逆転することになれば、惨めな思いをするかもしれない。だから、強引な手段をとってでも、成長の芽をつぶしておかねばという感情が生まれるのだと思われます。

職場においては、後輩イジメをする先輩社員は傍から見ると、「強い人間」だと思われがちです。厳しくかつ仕事のデキる人間だと思われていることも少なくないでしょう。

しかし、そういった社員は、内心は大きな不安を抱えています。つまり、精神的に「弱い人間」であるというのが、実際の姿ではないかと思うわけです。

ですから、先輩社員から嫌がらせを受けている人は、怯える必要性は全くないと思います。

「この人は辛い過去があって不安を抱えているかわいそうな人なんだ」

「私が成長して自分のポジションが奪われるのが怖いんだな」

くらいに考えるとよいと思います。相手が自分よりも上ではなく、むしろ下にあるという風に考えることで、気持ちが随分ラクになるのではないでしょうか。

後輩イジメをするような人間は、過去のトラウマからも、周囲の人間がとる少しした変化にも敏感です。

ですから、もし普段イジメている後輩社員が自分の言動や態度に怯えなくなれば、きっと焦るでしょうね。

ただ、そんな人とも良好な人間関係を築いていきたいと思うならば、「相手の不安を解消してあげよう」と上から目線で考えた行動をとるのがよいのではないかと考えます。

内心では「この人はかわいそうな人なんだ」と考え毅然とした態度をとりつつも、「アドバイスありがとうございます。先輩のやり方は本当に参考になります!」みたいに少々大袈裟に褒めるのです。

短期的には「何言ってるんだ?お世辞言いやがって」くらいの反応かもしれませんが、内心では嬉しいと思っているはずですから。

それが習慣化したとき、いつしかその先輩社員は心を開き、いつしか自分にとって味方になってくれる存在になってくれるかもしれません。

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