スポンサーリンク

ものごとを否定的に捉えがちな人の心理と2つの改善策とは

動に積極性がなくものごとを否定的にとらえがちの方はおられませんか?

もしおられたら、日々の暮らしのなかでストレスが溜まりやすく、精神的に辛く感じる機会が多いのではないでしょうか。

スポンサーリンク

否定的な感情は、他人からの目を気にすることから生まれやすい

人間が物事を否定的に捉えてしまう原因はいろいろ考えられますが、その根底には自分自身に対する過小評価が潜んでいるという共通点があるのではないかと思います。

どうして自分自身を過小評価するのかというと、その要因のひとつとして、厳しすぎる親の存在に怯えながら育った過去があるということが考えられます。

例えば、子供時代に厳格すぎる親から必要以上に叱られたり、期待する行動をとったときにしか受け入れてもらえなかったり。そういった家庭環境で育った子供は、大人になっても自己を否定的に捉える傾向が強くなるといわれています。

親の期待に応えなければ受け入れられないという幼少期間を過ごせば、他者の顔色をうかがいながら行動を決めるようになっていきます。

相手の機嫌や態度によって敏感に反応し、一喜一憂せねばならないという状態を余儀なくされるようになるのです。

他人の顔色をうかがいながら自分の行動を決めるようになると、同時に「もし相手に受け入れられなかったらどうしよう」といった悲観的なことを考えがちにもなります。

その結果、いろいろな可能性を考えて、主体性のある行動をとれなくなってしまうのではないでしょうか。

否定的なものごとの捉え方は利点もあり

否定的にものごととらえることは欠点であると考えられがちです。ただ私はその性格には大きな利点もあるとも考えています。例えば、冷静で客観的に状況把握をできることから、大きな失敗をしにくくなるという利点があります。

楽観的に考える人の場合、あまり先のことを考えず行動するものですから、大きな失敗するケースが少なくありません。その点、否定的な側面を見ることができる人は、そういった未来のリスクを察知し回避することができるというわけです。

また、否定的な人は他者に受け入れられたいという承認欲求が強いため、それを成長のエネルギーに変えることができるという利点もあります。

他人の期待に応えようと昼夜努力を重ねることで、仕事や学業などで高い成果を上げることができる確率が高いのです

スポンサーリンク

否定的な人が必要以上に悩みこんでしまう理由

とはいえ、人生の総時間で考えたとき、他人の機嫌や態度に振り回されて生きるというのはストレスがたまりやすく、しんどいことだと思います。

いくら努力をしても、常に結果を出して他者から評価されるとは限らないわけですから。すると、低く評価されたとき、あたかも自分の人生そのものを否定されたように感じ、心に大きな傷を負ってしまいます。

その結果、些細なことにも必要以上に落ち込むようになってしまうのです。

心に傷を負ったとき、その心のわだかまりを外に発散できる人ならまだ良いでしょう。ただ、否定的にものをとらえる人の多くは内向的ですから、感情のベクトルが内に向きやすいもの。

負の感情を自分自身を攻撃することに向けることによって解消しようとするため、ますます自己嫌悪感を強めてしまいます

他者の少しした言葉や態度に敏感に反応していれば、どこまでいっても心の平安が得られず精神的に疲れきってしまいます。

そしてそれが習慣化してしまうと、幸福を感じる心のゆとりがなくなってしまい、自他にきわめて厳しい態度や言動をとりがちになり孤立化してしまうことも考えられます。

万人から嫌われないようにするという目標設定に無理がある

そもそも、ものごとを否定的に捉えがちな人がそのようなネガティブ思考に陥ってしまうのかというと、育った家庭環境などから「自分の評価は他者が決めるものだ」という思考回路が組み込まれてしまっているからではないかと思います。

「嫌われないために何をすべきか」「他人に受け入れられるためにはどう行動すべきか」という視点でものごとを考える習慣が定着している。

だから、思考が窮屈になってしまい自発的な行動が抑制されてしまうのです。

どうして思考が窮屈になってしまうのかというと、「万人に嫌われないようにする」という達成不可能な目標を無意識のうちに掲げてしまっているからだと思います。

なぜ「万人に嫌われないようにする」という目標が達成不可能なのかというと、人間はそれぞれ性格や価値観が違っているからです。

例えば、秀作だといわれる映画を観たとしても、「心を揺さぶられた」「おもしろかった」と肯定的な感想を述べる人がいる一方で、「つまらなかった」という否定的な感想を述べる人もいるわけです。

歴史に残る名画にしても、「色使いがすばらしい」「構図が完璧」と評価する人がいる一方で「好みでない」「つまらない」と否定的に捉える人も必ずいることでしょう。

大衆が肯定的な意見を持っている対象物であったとしても、否定的な意見を持つ人は必ずといっていいほど存在する

それは否定的な考えを持つ人が間違っているというより、それだけ人間の価値観や性格は多様性があるということがいえると思うのです。

つまり「万人に嫌われないようにする」といったことを目標にすることは、目標設定自体に無理があるということなのです。

無理に「万人に嫌われないこと」を目標にしてしまうと、いくら努力をしても目標を達成できない状態に陥ります。すると、克服できない自分自身に対する嫌悪感と苛立ちが強まり、自己否定が強まっていくということになります。

その結果、「行動しないのが無難」という結論に達し、行動の積極性までをも阻んでしまうことにつながってしまうのです。

では、ものごとを否定的に捉えがちな人は、一体どのように考えれば、その状況を改善し生き生きと過ごすことができるようになるのでしょうか?

否定的に捉える癖の改善策①「人を喜ばせる視点で行動する」

ではどのように考えたらその状況を改善できるのかというと、「他人の顔色をうかがいながら行動を決める」という習慣を修正していくことが必要だと思います。

自分の評価は他人が決める」という考えから、「自分の評価は自分が決める」という風に思考を上書きしていくのです。

そのためには、「他者を喜ばせる視点で行動する」ということを実践してみてはいかがでしょうか?

なかなか気づきにくいことかもしれませんが、「他者から嫌われないようにする」という目標を掲げている人は、無意識のうちに「自分のことしか考えていない状態」に陥ってしまっています

それはその人が他人に思いやりがないというのではなく、自分を守ることに精一杯で、他人のことに構う精神的余裕がないという状況ではないかと思います。

それを、「他者を喜ばせる視点で行動する」ということを目標に定めてみるのです。

例えば、会社の親睦会があるとします。ものごとを否定的に捉える人は、「万人から嫌われないようにしなくてはならない」と自分を守ることを真っ先に考えてしまうことでしょう。

すると「人とうまく会話ができず評価が下がったらどうしよう」「何かミスをして恥をかいたらどうしよう」みたいな不安が次々と沸きあがってくるわけです。

そこでは無意識のうちに「自分自身」のことを考えるので頭が一杯になってしまっているのです。

そんなとき、視点を敢えて変えてみて「参加者を喜ばせるにはどうすればいいだろうか?」と考えてみてはどうでしょうか。

そうすると、

「おとなしい新人にも話しかけて会社になじんでもらおう」
「できるだけ会話に参加して楽しい場にしよう」
「鍋奉行に徹して皆に有効に時間を使ってもらう」

みたいないろいろなアイデアが沸いてくるのではないでしょうか。

そのアイデアがうまくいくか成功率が問題なのではなく、「他者を喜ばせる」ということだけ考えることで否定的な考えをシャットアウトできることに大きな意味があるのです。

というのは、人間の脳は複数のことを同時に考えるのが苦手としているからです。肯定的なことを考えてる間は悲観的な考えというものは浮かびにくいものなのです。

そこで「他者を喜ばせる」というプラスの方向に目標を定めることで、脳は自分自身の欠点など否定的なことを考えられない状態になるのです。

すると、精神的にも楽になるとともに、結果的に人に感謝され自分自身も幸福感を感じる機会が増えていくと思います。

否定的に捉える癖の改善策②「ものごとのプラスの側面に目を向ける習慣をつける」

否定的な側面でものごとを考えがちの人は、他人と比較し減点思考でものごとを考える癖が身についてしまっています

「全員から受け入れられなければならない」と無意識に考えてしまうため、自分に足りない点を探すことに思考のベクトルが向かいやすくなってしまっているのです。

その状態を改善するためには「ものごとのプラスの側面に目を向ける」ということを習慣化すればいいと思います。

プラスの面に目を向ける」ということにおいて自分自身については、「小さな成功を自分で自分で褒めてあげる」という手段が有効だと思います。

厳しい親に育てられたなど過去があれば、自ずと自分に課するハードルが高く設定されているはずです。そのハードルを意識的に下げてあげることで精神的に楽になることができるのです。

例えば、朝目覚まし時計が鳴って起きれたときも「子供でもないんだし当たり前だ」と考えず「きっちり起きれた。私はすごい」などと自分を自分で褒める

風景を眺めたときも「目でいろんな色や形が見え、風や鳥の声が聞こえる。私の体はすばらしいなあ」などとプラスのことを探し感動してみる

「社会人として当たり前だ」「友達に比べたら全然大したことない」みたいにクールに考えずに小さいことであっても「すごいことだ」「すばらしいことだ」と少々大げさに自分自身を褒める。

最初は馬鹿馬鹿しく思えるかもしれませんが、それが習慣化してくると、知らないうちに自己肯定感が高まってくるはずです。

すると、知らないうちに自分に自信が備わり、他者から低く評価されたとしても過度に落ち込むことも少なくなっていきます。

それは自己肯定感が高まることで「自分の評価は自分が決める」という風に上書きされるからです。

その結果、他人の機嫌や態度に振り回されず、自信を持った主体的な行動をとることができるようになっていくと思います。

さらに、自分に優しくなることで心のゆとりが生まれ、自然と他者にもこの幸せを分け与えたいという感情が沸いてくるようになります。

その感情を行動に移すことで、他者と知らないうちに信頼関係が生まれ、結果的に、幸福度の高い人生に変わっていくのではないかと思います。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク