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支配的な人の行動に対する周囲の人間の対応策について


支配的な人もその周囲にいる被支配の立場にいる人も、幼少時代から人一倍苦労してきたかと思います。なぜなら、自分より強い相手の機嫌を損ねてはならないと、常に大人の顔色をうかがい怯えながらビクビク過ごしてきただろうからです。

かかわりを持たない(逃げる)のが無難

ではその「支配―被支配」の関係性から脱却するためには、周囲の人間は支配的な人間に対して、どのように対応をすればよいのかということですが、基本的には「かかわりをあまり持たない(逃げる)」という手段が無難だと私は考えます。

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なぜなら、支配的な性格は、長年かけて形成されたものだけに短期に矯正することは容易いことだと思えないからです。そもそも支配的な人は他人のことを心の底では信用しておらず、聞く耳を持たないですから、その対応は非常に難しいと言わざるをえないのです。

ですから、もしそういった「支配ー被支配」の人間関係に耐えつづけるとなると、周囲の人間は多大なストレス蓄積を余儀なくされるわけです。仮に支配的な人がその性格を矯正できたとしても、時間がかかるだけに、それまでに周囲の人間は心身ともにボロボロになってしまうことでしょう。

そういった苦労がいつまでつづくかわからないことを考えると、自己防衛のためにも支配的な人とは極力接しない(逃げる)という手段が無難であると思うわけです。

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かかわらない(逃げる)ことが難しい場合の対応策

ただ、職場や家庭などで、支配的な人からどうしても逃げられない生活環境下にあるという人もいらっしゃるかもしれません。もしそんな状況下にある人ならば、まずは前記事で述べた上ような支配的な人の心理を知ることです。

支配的な人がとる行動に隠された心理とその意味とは

そして決して相手を怖がらないことです。相手は自己の寂しさを解消するために、「支配ー被支配」の関係を求めているわけですから、一方的に主導権を握らせないことが大切なのです。

そこでは支配的な人に対して「強くて自信のある人」というイメージを間違えても抱かないことです。「何か過去にあった可哀そうな人」くらいに考えておいたらよいのではないでしょうか。少なくとも、相手の言うなりになって我慢して耐えるなど絶対しないことです。それではストレスが蓄積し心身が悲鳴を上げる日が来るだろうからです。

支配的な人はそれなりに知識が多く大抵は弁が立ちます。そして自分のやり方や意見こそが正しいと思い込んでいます。ですから、相手の論理に感情的に対抗しようとしても、その威圧的な態度は止めることは難しいでしょう。それに周囲の人間が対応しようと思えば、相手の論理に反論をするのではなく、どう感じているかを素直に言ってみるとよいかもしれません。

例えば、「辛い気持ちになった」「ショックを受けた」「悲しかった」など。

すると相手は、一時的にでも攻撃の手を弱めるはずです。なぜなら、そういった素直な感想は、本人が過去に味わったことがあるであろう感情とおそらく同じだからです。触れられたくない何らかの過去のトラウマを一時的に呼び起こすことで相手の攻撃を止めることができるというわけです。

とはいえ、根本的に問題解決をしようと思うならやはりじっくり話し合うことが必要になってくるかと思います。相手が冷静に話し合いをできる状態のときに、過去に何か辛いことがあったのかなど聞いてみることです。なかなか一筋縄でいかないでしょうが、もし相手が自身の弱さを吐露するような場面が訪れたら、相手は精神的にラクになり、結果的に支配―被支配の関係性は解消できる可能性はあるかもしれません。

あとはなるべく相手の長所を見つけて褒める言葉をかけることです。というのは、支配的な人は幼少期から他人から褒められた経験があまりないだろうからです。少々お世辞でもいいので、褒めることによって相手はうれしく感じ、心理的距離が近づき支配―被支配の関係性解消につながる可能性はあると思います。

被支配の立場に長年いた人に懸念すること

なお、長年にわたって被支配の立場をとってきた人が注意すべきことは、無意識のうちに似たような人間関係をまた築いてしまう傾向があるという点です。それは現状維持をしたいというメッセージが潜在意識に組み込まれてしまっているからだと思いますが、例えば、横柄な態度をとる親の下で育った人は似たように横柄な人を無意識のうちに引き寄せてしまうのです。

支配ー被支配というそのいびつな人間関係のなかでは、どんなに裕福な暮らしをしようが、社会的に成功しようが、心が休まることはなくストレスが蓄積されてつづけていくと思います。

その状態を根本的に解決するためには、「あるがままの自分でも十分価値がある」ということを日ごろから認識できるようになる思考回路に変える必要があると思います。仮にダメな自分であっても、そんな自分も含めて許容するものごとの考え方を身に着けることです。

そのためには、自身の長所を見つけて褒めてくれるような人の近くにいる、あるいは自分を心から認めてくれる環境下に身を置くことが良いのではないかと思います。それに並行して、自身でも、「あるがままの自分」を愛せるよう、ものごとのとらえ方をポジティブなものに変えていく必要があると思うのです。

厳しすぎる家庭で育って「怒られること」を極度に怖れる人の心理と改善策

幼少期に染み付いたものの考え方や価値観はそう簡単に変わるものではありません。ですからいずれにしても魔法のように問題が一瞬で解決といったことはむずかしいかもしれません。ただ「水滴石を穿つ(うがつ)」という諺があるように、時間をかけて繰り返し繰り返し反復することで、どんなに強固なものでも少しずつ形が変わっていくものです。

焦らず無理のないよう、かといってあきらめず取り組んでいくことが大切です。

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