ネガティブ思考をポジティブ思考に変えていくための方法


ネガティブ思考の人は生活を送るうえで空しさや切なさを感じる場面が多いと思います。

ものごとを悪いように解釈してしまうため、せっかく良いことがたくさん起きていてもそれに気づかず、その分、喜びを感じる場面が少なくなってしまうからです。

また、人と接するときも相手の欠点にまず真っ先に目が行くため、周囲との摩擦が起きやすく、自身について自己嫌悪に陥ったりする傾向もあるのではないかと思います。

そういったマイナス方向の想起は潜在意識が記憶され、良くない出来事や人を知らずのままに引き寄せてしまう。そのことで負のスパイラルに陥りやすくなるとも考えられます。

ですから、ネガティブ思考の人はうまくいっていると感じる状態が長く継続せず、底なし沼からなかなか抜け出ることができないと感じる時間が長いのです。ではどのようにすればその性格を変えていけるのでしょうか?それについて今回は考えてみたいと思います。

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<ネガティブ思考であることは卑下するべきことではない>

ネガティブ思考の人はその性格を卑下している人は多いです。しかし果たして卑下すべきことなのかというと、全くそうではないと私は思います。なぜなら、その性格によりさまざまなメリットも生じるだろうからです。例えば、危機感を察知し大きな失敗を回避できやすいというメリットです。

ポジティブ思考の人なら「まあ大丈夫か」と思って安易に行動に出た結果、大きな危険にさらされるようなことも、ネガティブ思考の人ならその危険を回避することができるかもしれません。なぜなら、最悪の事態を想定して準備を重ね、慎重にものごとを進められるためです。

また、他人から注意されたり叱られたりしたら、自分の至らなさを反省をするため、次からは同じような失敗を繰り返しにくいという傾向もあります。その結果、他者から信頼されやすいというメリットも生まれるのではないでしょうか。

常に危機感を持っているからこそ、細かいところまで気配りができ、作業を正確かつ丁寧に作業を進めることができる。それは仕事においても学業においても高いパフォーマンスにつながる貴重な要素です。

ですから、ネガティブ思考であることは悲観するどころか、素晴らしい能力を持ち合わせていると、むしろ自信を持つべきなのです。自身のその性格を嘆いている人も、気づいていないだけで、いろいろな場面で社会の役に立っているものなのです。

ただ、あまりにネガティブ思考の側面が強すぎると、いろいろな面で生きづらくなってしまう。その点が問題なのだと思います。

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<ネガティブな考え方の癖を改善するには>

ネガティブ思考の人の中には、自分自身のことが嫌いでその性格を改善するにはどうしたらいいか日々思案している人も多いことでしょう。あるいは変えたくても、はなから無理だとあきらめてしまっている人もいるかもしれません。

ただ、時間をかければ誰でも修正をしていけるものだと私は思います。

なぜかというと、ネガティブ思考を変えるということは、どちらかというと、性格を根本的に変えるよりも、考え方の癖を変える「トレーニング」に近いからです。そのためには習慣を変えればいいのです。

例えば、会社の入社試験で不採用になったら、ネガティブ思考の人は、ひどく落ち込むでしょう。なぜなら、自分の人生そのものを否定されたように甚大に受け止めてしまうだろうからです。

しかしそういった悲観的な受け止め方の多くは、拡大解釈であることがほとんどです。不採用という結果からあることないこと憶測しすぎて、必要以上に大きく解釈してしまうのです。

企業側は、特定の年齢の人材を採りたかったのかもしれませんし、残業が多いから社屋から近い距離に住んでいる人を優先的に採用したのかもしれません。あるいは社内のバランスを考えて、辞めた人と似た経歴の人を採用したのかもしれません。

いずれにしてもいろいろな可能性があるわけです。それを勝手に自分自身の至らなさに原因の全てがあると考え、「自分の人生を否定された」とまで解釈するのは、拡大解釈しすぎというわけなのです。

そういった拡大解釈を抑止するには、その都度立ち止まってみて、「本当にそうなのか?」と自問してみるとよいと思います。そのうえで、「この状況をプラスに考えられないか?」と考え直してみることです。

思考の癖は伝播するものです。おそらくネガティブ思考の人は、過去に身近なところにネガティブ思考の人がいたことがあったのでしょう。そして、その人の影響を受けてその思考回路が定着してしまったのです。

ですから、その性格を変えるためには、ものごとを良いように解釈する習慣を身に着ける。つまり、ポジティブ思考の人が持ち合わせている「考え方の癖」を新たに身に着けることが改善のカギになると思います。それは難しい理論を学ぶというより、筋力トレーニングや四則計算の反復のようなトレーニングのようなものだとイメージするとよいかもしれません。

やることは単純です。普段生活をしていて、何かの出来事に対してマイナス思考で捉えてしまったならば、その都度立ち止まって考え直してみることです。

ネガティブ思考でものごとを考えてしまったら、「ちょっと待った。本当にそうなのかな?良いように捉えられないか?」と考え直してみる。それを習慣化するだけです。例えば以下のようなネガティブな言葉がでてきてしまったら、こんな風に修正してみてはいかがでしょうか。

・今日は雨か。なんて運が悪いんだ
→雨のおかげで草木は元気になれる。雨ってありがたいなあ

・今日は寒い一日だ。最悪だな
→寒いおかげで防寒具のありがたさを実感できた。良い日だなあ

・みんな楽しそうだな。それに比べて独りぼっちの私は・・
→1人でいるからこそ自由な時間を楽しめる。なんて幸せなんだ

・カバンが重たすぎて居心地が悪い
→荷物をいつもまとめてくれるカバンさん、ありがとう

・友人にメールを出したのに返信がない。嫌われているのかも
→忘れているだけかも。それ以前に瞬時に伝達できるメールって素晴らしいな

・平凡な毎日で、面白くないことばかりだ
→衣食住に困らず安定した生活を送ることができてありがたいなあ

・テレビが故障した。観たいテレビ番組も見えないし最悪だ
→読書に時間を使うための絶好の機会かもしれない

なんでこんなに遠いんだ?歩いても歩いても着かない
→足が動くお陰で移動をできる。足さんいつもありがとう!

・会社をリストラされた。人生終わった
→これで自由の身だ。新しい第二の人生の幕開けだ

・何をやってもうまくいかない。なんて最悪な人生なんだ
→今、こうして呼吸をして生きている。それだけでも十分幸せだ

人生にはいろんな出来事がありますが、良いように捉えるか悪いように捉えるかはその人本人の自由です。ただ、せっかくなら良いように捉えたほうが人生は楽しくなると思いますよ。

なお、うまくポジティブな言葉に変換できなかったときは、「今までの人生のなかで最悪だったシーン」を思い浮かべそれと比べてみると良いかもしれません

例えば、転んでケガをしてしまったとします。ネガティブ思考の人はおそらく即座にこんなことを考えるでしょう。

「痛いし治療費もかかるし破れた服を買い替えないといけないし最悪だな・・」

しかし、もしその人が、過去に命を落としかけたような出来事を経験していて、その人生最悪のときとケガをしたことを比べてみるとどうでしょうか?

きっと「ケガで済んでよかった。何てラッキーなんだ」とプラスに思えるはずなのです。

何事も、考えようなのです。良くないと思う出来事が起きたらそれは自分を変えるチャンスかもしれません。その都度立ち止まり、頭をやわらかくして良いように解釈し直してみる。そんな自問自答の作業を日々の生活のなかで繰り返しやっていくことで、ネガティブ思考でものごとを考える機会が減っていくはずです。そして知らないうちに、ものごとや人のプラスの側面に目が行くようになり、人生が輝きはじめると思います。

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